エリア情報 コラム
13335view

【2026年版】下町と住宅街を走る影の人気路線・東急池上線の魅力を徹底公開!

         

公開日 2021-02-16  最終更新日 2026-10-05

東急池上線の沿線情報

東急池上線は品川区の五反田駅から大田区の蒲田駅までを繋ぐ路線。
終点の蒲田駅では東急多摩川線と同じ高架ホームで乗り換えができ、JR京浜東北線への連絡も良好です。
路線区間は品川区と大田区。五反田駅〜旗の台駅までが品川区、長原駅〜蒲田駅までが大田区となっています。
沿線には全体的に昔ながらののんびりとした住宅街と商店街が多く、家賃相場の上昇が続く2026年の東京において「山手線に直結しているのに割安」な穴場路線として、あらためて評価が高まっています。

路線カラーはピンク、路線記号はIKで表されます。
全列車が3両編成の各駅停車で、どこかローカル線のような雰囲気も魅力のひとつ。
今回は全15駅、総路線距離10.9kmの東急池上線について、2026年現在の沿線の動きも交えてご紹介いたします。

東急池上線の特徴は?

池上線の特徴としてまず挙げられるのは、どの駅にも商店街があるという点。
規模には大小さまざまありますが、それが沿線の「住みやすさ」を象徴する要因の一つにもなっています。
中でも戸越銀座は東西に約1.3km、約400店が軒を連ねる都内最長クラスの商店街。食べ歩きの聖地でもあり、観光地として絶大な人気を誇ります。
戸越エリアの住環境については【2026年版】戸越の住みやすさや魅力について徹底紹介した記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

また池上線は都内の電車としては珍しく、現在でも木造の駅舎やベンチなどが多く使われています。
多摩地区で生産された木材を使って駅舎をリニューアルする「木になるリニューアル」は池上線の名物企画で、戸越銀座駅(2016年)、旗の台駅(2019年)、長原駅(2021年)と順次実施されてきました。
2025年9月には、池上駅の改良・駅ビル開発と戸越銀座駅・旗の台駅の「木になるリニューアル」が、鉄道デザインの国際的な賞である第13回ブルネル賞(奨励賞)を受賞。沿線の落ち着いた街並みと調和した駅づくりは、世界的にも評価されています。
池上駅には2021年に駅直結の商業施設「エトモ池上」が開業し、飲食店や食物販のほか、大田区の図書館や保育施設も入る新しい駅に生まれ変わっています。

2026年の沿線トピック〜五反田と蒲田、両ターミナルが動く〜

起点の五反田駅はJR山手線・都営浅草線と接続するターミナル。駅の西側にそびえるランドマーク「TOCビル」は建替え計画が進められていましたが、建築費高騰などを受けて計画が見直され、新ビルへの建替え着工は2036年以降に延期。現在は耐震補強とリニューアルを行いながら営業を継続しています(2024年9月に営業再開、耐震補強工事は2026年12月末完了予定)。巨大ビルがすぐには姿を消さない一方、五反田駅周辺ではオフィス・住宅の集積が進んでおり、都心近接エリアとしての存在感は年々増しています。

終点の蒲田側では、東急多摩川線の矢口渡駅付近から京急蒲田駅方面を地下で結び、将来的に羽田空港方面へのアクセス向上を目指す「新空港線(蒲蒲線)」の計画が具体化し、都市計画の手続きが進行中です。あわせて蒲田駅周辺では、駅前広場の再整備や東西自由通路の新設などを盛り込んだ「蒲田駅周辺再編プロジェクト」も進められており、池上線のターミナルである蒲田の利便性・資産価値は中長期的に高まっていくことが期待されています。

東急池上線の家賃相場〜都心近接なのに割安〜

2026年の東京は都心部を中心に家賃相場の上昇が続いていますが、池上線はその中でも割安感が残る貴重な路線です。駅別の家賃相場の目安は以下の通りです(出典: SUUMO・2026年7月時点の掲載物件データによる相場。間取り・築年数・駅距離により変動します)。

駅名 家賃相場の目安 駅名 家賃相場の目安
五反田 9.2万円 雪が谷大塚 7.2万円
大崎広小路 9.4万円 御嶽山 7.0万円
戸越銀座 8.1万円 久が原 6.6万円
荏原中延 8.5万円 千鳥町 6.7万円
旗の台 7.6万円 池上 6.8万円
長原 7.3万円 蓮沼 7.2万円
洗足池 7.0万円 蒲田 7.6万円
石川台 7.5万円

山手線に接続する五反田・大崎広小路でも9万円台、五反田から3駅の戸越銀座で8万円台、久が原・千鳥町・池上あたりでは6万円台と、都心に直結する路線としてはかなり手頃です。
東急大井町線との乗換駅で「2路線使える穴場」として人気の旗の台については、【2026年版】旗の台の魅力や住みやすさを徹底紹介した記事で詳しくご紹介しています。

東急池上線の歴史

池上線は1917年に設立された池上電気鉄道が元になっています。
当初の目的は池上本門寺(現在の大田区池上)、洗足池へやってくる観光客を輸送するための電車として開業されました。
計画では目黒駅から大森駅までの路線計画でしたが、土地買収が難航したため「とりあえず」として蒲田駅〜池上駅間を開通させたことが、結果的に今日の池上線の路線ルートとなっています。
その後1928年には五反田駅までが開業し、今日に至ります。
開業から約100年。お寺と池への参詣電車として生まれたのんびりした空気感は、2026年の今も沿線にしっかり残っています。

東急池上線のグルメ情報

帯広豚丼 炭火焼とんたん(戸越銀座駅)

戸越銀座駅から徒歩数分、戸越銀座商店街沿いにある豚丼のお店です。
看板メニューの豚丼は自家製のタレにつけた豚肉を炭火で焼き上げた香ばしい一品となっており、ランチタイムには行列ができるほど。
テレビ番組でもたびたび紹介される、商店街を代表する人気店の一つです。

らぁめん葉月(雪が谷大塚駅)

雪が谷大塚駅から徒歩4分の距離にある魚介ベースのラーメン屋さん。
「うどん並みのコシがある」と評判の太麺には、なんと通常の小麦粉以外にパスタ用の小麦が使われています。
これによって濃厚な魚介ベースにも負けない麺を実現。地元で長く愛される名店で、売り切れ仕舞いになることもあるため、早めの時間帯の訪問がおすすめです。

丸一(蒲田駅)

蒲田駅と京急蒲田駅のちょうど中間に位置するとんかつのお店です。
その味は「とんかつ激戦区」と呼ばれる蒲田でも「御三家」に数えられるほど。2019年には食べログ百名店にも選ばれています。
「林SPF無菌豚」という稀少な豚肉を採用しているため、豚肉にも関わらずレアの状態で食べることができます。
また店内ではお店特製のソースが販売されているのでお土産にもいいかもしれません。

下町の人情と住宅街の静けさ、そして都心への近さをあわせ持つ東急池上線。家賃相場が上昇を続ける2026年の東京で、コストを抑えながら快適に暮らしたい方にこそおすすめしたい路線です。
リテラでは五反田・戸越・旗の台をはじめ、東京のタワーマンション・高級賃貸から穴場エリアのお部屋探しまで幅広くお手伝いしています。池上線沿線のお住まい探しも、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の運営・編集
リテラ株式会社(宅地建物取引業 東京都知事(3)第96348号)
東京のタワーマンション・高級賃貸を専門に仲介しています。会社概要/お問い合わせ

The following two tabs change content below.

リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎

2013年12月、東京都中央区銀座にて、リテラ株式会社を創業。創業前から不動産業界に身を置き、宅地建物取引士として14年のキャリアを誇る。 東京都心を中心に不動産の売買、賃貸、管理並びに仲介、斡旋業務を手掛けている。 また、引っ越しをもっと気軽にすることをコンセプトとした都心の高級賃貸マンションの情報サイト「Litera Properties」の運営をはじめ、不動産に付随した幅広いサービスを展開している。