東急大井町線の沿線情報
東急大井町線は品川区の大井町駅から神奈川県川崎市の溝の口駅までを繋ぐ路線。
一部列車では東急田園都市線との直通運転を実施しているため、鷺沼・長津田・中央林間方面までアクセス可能です。
路線は品川区、大田区、目黒区、世田谷区を通って多摩川を渡り、神奈川県川崎市まで走ります。
路線カラーはオレンジ、記号はOMで表されます。
今回は全15駅、総路線距離12.4kmの東急大井町線についてご紹介いたします。
東急大井町線の特徴は?
大井町線の大きな特徴として沿線に品川区、大田区、目黒区、世田谷区といった都内でも人気の高い住宅街が集中している点が挙げられます。
特に自由が丘駅や二子玉川駅は東横線・田園都市線と接続できる利便性の高さも相まって「住みたい町ランキング」の常連。
したがって路線は混雑しやすく、最も混雑する区間は九品仏駅 → 自由が丘駅間で、ピーク時(7:30 – 8:30)には混雑率が155%に達します。
また東京の南西部を走るため、沿線に自然が多く残っていることも特徴の一つ。
洗足池公園や二子玉川公園などファミリー層にとっても暮らしやすい街が多く、その点でも沿線の人気がうかがえます。
一方で沿線にある等々力渓谷では、生態系の保護のため路線の地下化に住民の反対運動がおきるなど路線をめぐる問題も少なからず抱えています。
東急大井町線の歴史
大井町線は1927年に開業しました。当時は大井町駅~大岡山駅間を走っていましたが、1929年には自由が丘駅~二子玉川駅までが「二子玉川線」として開業。大井町線も大岡山駅から自由が丘駅まで延伸し、二子玉川線は統合されて大井町線の名前になりました。
その後一時は田園都市線に吸収され大井町線の名前がなくなった時期もありましたが、2009年には「大井町線」として現在の運行区間にもどり、今日に至ります。
東急大井町線の沿線グルメ
永楽(大井町駅)
大井町駅から徒歩1分にある老舗の中華料理屋さん。
路地裏にあるため一見わかりにくいですが、駅チカのためかお昼時には常に満席です。
しかし回転が速いためそれほど並ばないかもしれません。
看板メニューはもやしそばと餃子。根強いファンを持つのも納得の味です。
パティスリー・パリセヴェイユ(自由が丘駅)
自由が丘駅から徒歩2分にあるスイーツ専門店。
世界的なパティシエ、アラン・デュカスの元で修業したシェフのお店で、ルレ・デセール(フランスのパティシエ協会)会員店舗です。
日本人ではたった7人しかもたないこの称号、それだけに味だけではなく見た目の美しさにもこだわられたスイーツの数々は格別です。
すし 㐂邑(二子玉川駅)
二子玉川駅からほど近い場所にあるお寿司屋さん。
完全予約制、説明不要の名店です。こちらのお店では「熟成鮨」を謳っており、赤酢を使った芳醇な握りの数々はここでしか食べられない、ある意味で幻のお寿司です。とにかく素材の味が濃く、お酒ともよく合います。予約は大変ですが、日本人ならば一度は食べておきたいお店です。
リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎
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