エリア情報 コラム
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【2026年版】日比谷線は住みやすい?賃貸で人気の駅は?沿線の特徴を紹介

         

公開日 2021-02-16  最終更新日 2026-10-05

東京メトロ日比谷線は、オフィス街から住宅地、観光スポットまでを一本で網羅する路線です。そのため、住むエリアによって生活環境が大きく変化することが特徴です。さらに近年は、虎ノ門ヒルズや麻布台ヒルズといった大規模再開発が相次いで完成し、沿線の姿は2021年の初掲載時から大きく進化しました。

家賃相場が大きく上昇している2026年の東京では、「どの路線・どの駅を選ぶか」がこれまで以上に重要になっています。この記事では、日比谷線沿いでの生活を検討している方に向けて、沿線の特徴や賃貸で人気の駅、2026年時点の家賃相場の目安、グルメ情報までをピックアップ。このエリアで暮らすイメージを持っていただけることでしょう。

日比谷線とは?

東京メトロ日比谷線は、足立区の北千住駅から目黒区の中目黒駅までを全22駅・20.3kmで結ぶ地下鉄路線です。北千住から隅田川を抜け、南千住からは千代田線と隅田川の間を南北に走って中央区を縦断し、築地周辺で日比谷方面に進路を変えてからは、ジグザグに方向を変えつつ終点の中目黒に向かいます。

通っているのは足立区、荒川区、台東区、中央区、千代田区、港区、渋谷区、目黒区の8区。銀座・日比谷・霞ケ関・六本木といった東京の中枢を貫くルートです。2020年6月には霞ケ関駅〜神谷町駅間に56年ぶりの新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が開業し、現在の22駅体制となりました。

沿線付近には多くの観光スポットがあります。東京タワーをはじめ、六本木ヒルズや東京ミッドタウン、恵比寿ガーデンプレイスなど夜景を楽しめるスポット。赤坂氷川神社、愛宕神社、上野東照宮などの歴史ある神社。東京都美術館や旧岩崎邸庭園、上野の森美術館、有栖川宮記念公園などの美術館・公園。駅から近いスポットが多く、休日にぶらっと出かけるのも手軽です。

東武線との直通運転と「THライナー」

北千住駅では千代田線と駅を共用していますが、日比谷線の線路はそのまま東武スカイツリーライン(伊勢崎線)に合流し、東武線と相互直通運転を行っています。車両は東京メトロ13000系のほか、東武鉄道の70000系も走ります。

2020年6月からは、東武線久喜駅と日比谷線恵比寿駅を結ぶ座席指定列車「THライナー」も運行されています。地下鉄日比谷線内の霞ケ関・銀座・上野などに座ったまま直通できるため、沿線から都心への通勤の快適性が一段と高まりました。

なお、2013年までは中目黒駅から東急東横線との相互直通運転を行っていましたが、東横線との接続が副都心線に切り替えられたため、現在の日比谷線は中目黒駅が終点となっています。中目黒駅では同一ホームで東横線に乗り換えができ、横浜方面へのアクセスも良好です。

日比谷線沿線の歴史と特徴

東京都内でも、その地域によって歴史は異なります。終点側の目黒区から、中央区、千代田区、港区、渋谷区について、それぞれのエリアの簡単な歴史をご紹介します。

・目黒区

目黒区は、23区内の3大貝塚のひとつである東山貝塚遺跡もある、縄文時代の遺跡が多く発見されているエリアです。目黒不動はこの地区で有名な寺院ですが、その寺院も9世紀には建てられており、後北条家の支配地域としても歴史を持っていました。江戸時代には孟宗竹の産地としても有名になります。昭和に入り、各鉄道路線の開業によりこの竹林は減少していきました。昭和7年に目黒町と碑衾町が合併し、目黒区となりました。

・中央区

銀座駅や築地、人形町の駅を持つ中央区は、東京23区のほぼ中央に位置します。名前の通り都内の中央に位置し、名実ともに日本の中心に値するエリアです。明治時代に日本橋区と京橋区が誕生し、1947年に両区が合併して中央区が誕生しました。

オフィスや百貨店などが多く立ち並ぶ一方で、近年はタワーマンションの供給が続き、人口が増え続けている都心居住の代表エリアとなっています。

・千代田区

千代田区は、明治時代に麹町区と神田区が統合され誕生しました。江戸初期より住宅地として整備されていたエリアであり、中央区寄りには町人住宅が集まり、江戸城に近いエリアには武家の江戸屋敷などが整備されました。

明治時代になると、武家屋敷の跡地は商業地として発展し、また武家地の跡には大学をはじめ多くの学校が設立され、学生の街としても発展したエリアです。

・港区

六本木駅から広尾駅までの区間などが通る港区は、戦後に赤坂区・麻布区・芝区が合併してできました。江戸時代より各国の諸大名に江戸屋敷用の土地として与えられていたこともあり、高級住宅地として成長してきた地域です。特に芝エリアでは島津家、高輪エリアでは細川家、汐留には伊達家といった大名が江戸藩邸を構えていました。明治時代になると江戸藩邸は華族が暮らす高級住宅地としてさらに変貌を遂げ、現在に名残をのこしています。

・渋谷区

恵比寿駅のある渋谷区は目黒区と港区の間に位置し、港区よりも高台であったことから、大昔の遺跡などが発掘されるエリアになっています。鎌倉時代より源氏に仕えた武士たちが住み、成長してきた地域です。江戸時代には幕府直轄地や寺社の寺領とされており、港区に続き渋谷の丘陵地にも武家屋敷が多く立ち並んでいました。昭和7年に渋谷町と千駄ヶ谷町、代々幡町の3町が合併し、渋谷区となりました。

【2026年】再開発で進化する日比谷線沿線

日比谷線沿線は、2020年代に入って東京でも特に再開発が集中したエリアです。お部屋探しの前に押さえておきたい、2026年現在の主なトピックをまとめます。

虎ノ門ヒルズ駅とステーションタワー

2020年6月に開業した虎ノ門ヒルズ駅は、2023年7月の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」竣工に合わせて駅施設が本開業し、高さ約266mの超高層タワーと駅が完全に直結しました。タワー内には商業施設やホテルも入り、2023年10月に開業。さらに2025年には商業施設「グラスロック」もオープンし、虎ノ門ヒルズの街づくりはひと区切りを迎えています。オフィス街のイメージが強かった虎ノ門は、「駅と街が一体化したビジネス・商業の複合タウン」へと生まれ変わりました。

麻布台ヒルズ(神谷町駅直結)

2023年11月24日には、神谷町駅に直結する大規模複合開発「麻布台ヒルズ」が開業しました。中心にそびえる森JPタワーは高さ約330mで、2026年現在も日本一の高さを誇る超高層ビルです。オフィス・商業施設・インターナショナルスクール・高級レジデンスに加え、敷地には緑地が広がり、「緑に包まれた都心の街」として神谷町〜六本木エリアの住環境を大きく変えています。

中目黒・築地エリアの今

終点の中目黒は、目黒川の桜並木に加え、高架下を活用した商業ゾーン「中目黒高架下」(蔦屋書店や個性豊かな飲食店が連なる)が定着し、2026年現在も都内屈指の人気タウンの地位を保っています。人気の高まりとともに、家賃相場も上昇傾向が続いています。また、築地では旧築地市場跡地の大規模再開発計画が進行中で、中央区側の沿線も今後さらなる進化が見込まれます。

賃貸で人気の駅と2026年の家賃相場

エリアによって様々な特徴を持つ日比谷線ですが、ここでは賃貸で特に人気の3駅をピックアップ。2026年の東京は家賃相場の上昇が続いており、同じ駅でも数年前の感覚とは相場が大きく変わっています。以下の金額は、2026年時点の大手賃貸ポータルの駅別相場データ(駅徒歩10分以内の平均賃料など)をもとにした目安です。築年数・広さ・駅距離により幅がある点はご了承ください。

・中目黒駅

おしゃれなカフェやレストランが充実している中目黒は、都内でも屈指の人気エリアです。駅からすぐのショッピングゾーンのほか、商店街やスーパーもあり、選択肢が多く普段の買い物に困ることはありません。

治安も良く、渋谷駅まで約4分、東横線直通で横浜方面へもアクセスしやすいなど、通勤・通学を考えた上でも魅力的なエリアです。

2026年時点の家賃相場の目安は、ワンルーム・1Kで14万〜15万円台、1LDKで25万円前後〜と、都内でも高水準です。かつては1Rで8万円前後の物件も見られましたが、人気の高まりと相場上昇により、この数年で大きく切り上がりました。条件次第では隣駅や築年数の調整で予算を抑える工夫も有効です。

・北千住駅

北千住駅の魅力は、JR常磐線・日比谷線・千代田線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレスの5路線が利用できるターミナルであること。都心へはもちろん、埼玉県や千葉県方面にもアクセスしやすいのが特徴です。

駅西口には大型ショッピングモールや飲食店、商店街もあり、普段の生活に困ることはないでしょう。駅から少し離れれば住宅街ですので、落ち着いて生活することができます。

2026年時点の家賃相場の目安は、ワンルームで8万円台、1Kで9万〜10万円前後、1LDKで16万円前後。相場上昇が続く東京にあって、都心直結の利便性に対して家賃を抑えやすい、コストパフォーマンスの高い駅です。下町情緒と利便性を兼ね備え、総合的に多くのメリットを備えるエリアと言えます。

・人形町駅

人形町駅は、観光スポットと暮らしやすさが同居するエリアです。人形町の商店街(甘酒横丁周辺)には老舗の飲食店が多く、日本橋三越本店やコレド室町などの商業施設も徒歩圏内。多くの人で賑わうエリアです。

少し商店街から離れると住宅街に変わり、街灯も多く夜でも出歩きやすいため、生活のしやすさが特徴です。徒歩圏内には水天宮前駅(半蔵門線)や浜町駅(都営新宿線)もあり、複数路線を使い分けられるのも強みです。

2026年時点の家賃相場の目安は、ワンルーム・1Kで13万〜14万円台、1LDKで22万〜23万円前後。日本橋エリアの都心立地としては手が届きやすく、日々の暮らしやすさと休日の楽しみが一度に手に入るスポットになっています。

沿線のグルメ情報

日比谷線沿線は、中央区を中心にグルメスポットが多いです。特に中目黒〜六本木エリア、銀座〜築地エリアは都内屈指のグルメタウンでもあります。

・日本橋蛎殻町 すぎた(人形町)

中央区の人形町駅から徒歩5分にかまえる江戸前寿司の名店。カウンター席のみの高級感あふれる内装で、2017年にミシュラン一つ星を獲得して以降も評価を高め続け、近年は二つ星の獲得歴もある、国内屈指の「予約困難店」として知られています。訪問を目指すなら、早めの計画と予約が必須です。

・ナイルレストラン(東銀座駅)

中央区東銀座駅近くのナイルレストランは、1949年創業・日本最古のインド料理専門店です。名物の「ムルギーランチ」は、国産鶏もも肉をスパイスでじっくり煮込んだ看板メニューで、2026年現在は1,600円。ランチという名前ですが夜も注文でき、創業以来変わらぬ味を守り続けています。

・中目黒高架下(中目黒駅)

中目黒駅の高架下に連なる商業ゾーン「中目黒高架下」は、中目黒 蔦屋書店を核に、和食・イタリアン・居酒屋など個性豊かな飲食店が軒を連ねるグルメスポットです。駅直結の立地で雨の日でも使いやすく、仕事帰りの一杯から休日のはしご酒まで楽しめる、中目黒の夜を代表するエリアになっています。

まとめ

日比谷線は、オフィス街や住宅街、観光スポットなど、居住するエリアによって様々な特徴がある路線です。都心のほぼ中心を走っているため各所へのアクセスが良く、虎ノ門ヒルズや麻布台ヒルズの完成で沿線の魅力はさらに高まりました。家賃相場が上昇している2026年の東京では、「都心人気駅」と「割安なターミナル駅」をどう使い分けるかが満足度を左右します。この記事を参考に、ライフスタイルに合わせて、気になる駅へ実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

リテラ株式会社は、日比谷線沿線をはじめ東京のタワーマンション・高級賃貸を専門に仲介しています。中目黒・人形町・虎ノ門エリアなどのお部屋探しは、相場動向に精通した当社までお気軽にご相談ください。

この記事の運営・編集
リテラ株式会社(宅地建物取引業 東京都知事(3)第96348号)
東京のタワーマンション・高級賃貸を専門に仲介しています。会社概要/お問い合わせ

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リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎

2013年12月、東京都中央区銀座にて、リテラ株式会社を創業。創業前から不動産業界に身を置き、宅地建物取引士として14年のキャリアを誇る。 東京都心を中心に不動産の売買、賃貸、管理並びに仲介、斡旋業務を手掛けている。 また、引っ越しをもっと気軽にすることをコンセプトとした都心の高級賃貸マンションの情報サイト「Litera Properties」の運営をはじめ、不動産に付随した幅広いサービスを展開している。