公開日 2017-11-28 最終更新日 2026-10-05
大都市東京の中でもひときわ大きな存在感を放つ銀座。「GINZA SIX」に続き、2025年には「Ginza Sony Park」がグランドオープンするなど、2026年のいまも街の進化は止まりません。華やかな商業の街というイメージが先行しますが、実は「銀座に住む」という選択肢も確かに存在します。
本記事では、住宅供給の少なさ、2026年現在の家賃水準、スーパーなどの生活インフラ、夜の静けさ、そして築地・新富町・東銀座といった周辺エリアでの暮らしまで、「銀座に実際に住む」ことに特化して解説します。
銀座の住みやすさや見どころを幅広く知りたい方は、【2026年版】銀座エリアの住みやすさ・見どころの総合ガイドもあわせてご覧ください。
銀座に住む人は意外と少ない——住宅供給が限られた街
銀座一丁目から八丁目までの大半は商業地で、建物のほとんどが店舗・オフィスビルです。そのため、銀座アドレスの住宅はもともとの供給数が非常に少なく、希少性が高いのが最大の特徴です。
賃貸マンションが比較的見つかりやすいのは、京橋寄りの銀座一丁目・二丁目や、歌舞伎座のある東銀座から築地方面にかけてのエリア。それでも募集戸数は限られ、条件の良い部屋は募集開始から短期間で申し込みが入ることも珍しくありません。「銀座に住みたい」と思ったら、希望条件を決めて情報をこまめにチェックしておくことが重要です。
2026年の銀座の家賃水準
家賃相場が大きく上昇している2026年の東京ですが、銀座も例外ではありません。大手ポータルサイトの掲載相場を見ると、銀座駅・銀座一丁目駅周辺ではワンルーム・1Kでおおむね15万〜17万円台、1LDKで25万〜28万円台が目安となっており、都内でも最高水準のエリアのひとつです。
なお、銀座アドレスの賃貸は中低層のコンパクトなマンションが中心で、いわゆるタワーマンションを希望する場合は、勝どき・月島・築地など隣接エリアまで範囲を広げるのが現実的です。築年数や広さ、階数によって賃料の幅が大きいエリアですので、相場はあくまで目安として、実際の募集情報と照らし合わせて検討しましょう。
生活インフラ——「銀座は買い物に困る」は過去の話
かつて「銀座には日常使いのスーパーがない」と言われましたが、状況は大きく変わりました。
2023年10月、マロニエゲート銀座2の地下1階・地下2階にディスカウントスーパー「オーケー銀座店」がオープン。生鮮食品から惣菜・日用品までそろう大型店で、薬局も併設され、銀座に住む人の日常の買い物環境は一気に向上しました。
また、銀座八丁目の銀座ナインには24時間営業の「肉のハナマサ 銀座店」があり、精肉を中心に生鮮食品を手頃な価格で購入できます。三越や松屋銀座のデパ地下も日常使いできる距離にあり、普段はスーパー、特別な日はデパ地下、と使い分けられるのは銀座暮らしならではの贅沢です。
夜の銀座は意外なほど静か
「繁華街のど真ん中に住んだらうるさいのでは?」と心配される方も多いのですが、実際の銀座は夜になると意外なほど静かな街です。百貨店や物販店の多くは20〜21時頃に閉店し、オフィスワーカーや買い物客が帰宅した後の夜間人口は少なく、深夜の路地は落ち着いた雰囲気になります。
週末の銀座通り(中央通り)は歩行者天国となり、休日の昼間は多くの人でにぎわいますが、住宅が多い一丁目周辺や東銀座側は大通りの喧騒から一歩離れており、静かに暮らしたい方でも検討しやすい環境です。
現実的な選択肢——築地・新富町・東銀座エリアに住む
「銀座に職場があるので近くに住みたい」という方に特におすすめなのが、築地・新富町・東銀座といった銀座に隣接するエリアです。日比谷線の東銀座駅・築地駅、有楽町線の新富町駅を使えるうえ、銀座中心部まで徒歩圏内。銀座アドレスに比べてマンションの供給が多く、家賃も相対的に抑えられます。
築地場外市場は、市場機能が2018年に豊洲へ移転した後も健在で、新鮮な食材やプロ向けの食品を日常的に調達できるのはこのエリアに住む大きな魅力です。
さらに、旧築地市場跡地では三井不動産などによる「築地地区まちづくり事業」が進行中。約19万平方メートルの敷地に約5万人収容の多目的スタジアムやホテル・住宅・商業施設などを整備する大規模再開発で、2025年に基本計画が公表され、第一期の建築工事は2032年度の完了が予定されています。完成すれば銀座・築地エリアの利便性と注目度はさらに高まるでしょう。
これからの銀座——交通と再開発
街の進化も続いています。数寄屋橋交差点では、旧ソニービルを建て替えた「Ginza Sony Park」が2025年1月にグランドオープン。恒常的なテナントを置かず、催しが入れ替わる「都市の中の公園」として新しい銀座の顔になっています。
交通面では、新橋・虎ノ門ヒルズから勝どき・晴海・豊洲方面を結ぶ「東京BRT」がすでに本格運行中で、銀座から徒歩圏の停留所から臨海部へスムーズにアクセスできます。さらに、東京駅から有明方面を結ぶ約6.5kmの「都心部・臨海地域地下鉄」構想では、(仮称)新銀座駅・新築地駅などの新駅が計画されており、2040年頃の開業を目指して整備主体・営業主体も決定済み。銀座〜築地エリアの交通利便性は長期的にさらに向上していく見込みです。

まとめ:銀座に住むなら「希少な銀座アドレス」か「隣接エリア」か
銀座に住む魅力は、都心最高峰のアドレスと、夜の静けさ・充実した買い物環境という意外なほどの暮らしやすさを両立できる点にあります。供給が少ないからこそ、銀座アドレスにこだわるなら情報収集のスピードが、予算や広さを重視するなら築地・新富町・東銀座エリアまで視野を広げる柔軟さが成功のカギです。
リテラは東京のタワーマンション・高級賃貸を専門とする仲介会社として、銀座・築地・勝どきエリアの希少な賃貸情報もご案内しています。銀座エリアでのお部屋探しは、ぜひリテラへお気軽にお問い合わせください。
リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎
最新記事 by リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎 (全て見る)
- 【2026年版】おとり物件の見分け方は?特徴と騙されないための対策を解説 - 2023年10月6日
- 【2026年版】勝どき駅の住みやすさは?周辺環境や家賃相場をご紹介! - 2022年8月2日
- 【2026年版】再開発が進む街!豊洲に住む魅力とは - 2022年5月12日
- 【2026年版】人形町駅の住みやすさは?周辺環境や知っておきたいことを徹底解説! - 2022年4月28日
- 【2026年版】事故物件とは?見分け方を不動産のプロが解説 - 2022年4月28日









