
賃貸物件を探すのであれば、資料ではわからないことが多いですので、できる限り内見をされることおすすめします。また時間により日当たり、防犯面、騒音の状態が変わってくることがあるため、できれば時間をずらして何度か内見されるとよいでしょう。
ここでは賃貸物件の内見をする際のポイントをご紹介していきます。
内見のポイント ~室内編~
①方角、日当たりはどうか
ベランダや窓からの日当たり、部屋の明るさはどうかを確認します。南向きと書かれていても、建物の影になっていることもありますので注意しましょう。
②バルコニー
洗濯物を干せるだけのスペースがあるかと防犯面を確認します。
③騒音はどうか
窓を開けたりして音が気にならないか確認します。また、壁を叩いてみて高い音が鳴ったら壁が薄いと考えられるので注意が必要です。
④室内の壁や床・天井の破損や傷、汚れ、カビがないか
室内に汚れや傷がないか確認します。ある場合は入居前に修理可能か確認しましょう。また、カビがある場合は湿気がこもりやすいと考えられるので注意が必要です。
⑤収納
手持ちの家具、衣装ケース、冷蔵庫などは事前に大きさを測り、収まるかを確認します。
⑥洗濯機置き場
室内か室外か、また手持ちの洗濯機をそのまま使用できるか、事前に測っておき設置できるかを確認します。
⑦水回り
水圧の確認を行います。また、洗面所、お風呂場、キッチンの汚れなどもチェックします。排水溝の臭いがきつくないかの確認も重要です。
⑧コンセントの数、場所
コンセントの数は足りるか、家具を置いたときに必要な場所にコンセントがあるかを確認します。
⑨設備 (照明、エアコン、キッチン、給湯)
備え付けのものはあるか、希望する設備があるかを確認します。
家具の大きさは縦・横・高さを測っておきましょう。梁があり高さ的に置けない場合もあります。カーテンは入居時に準備ができているほうが防犯的にも安心なので、内見時にカーテンの大きさを測っておき、引っ越しまでに用意をしておきましょう。
内見のポイント ~建物編~
①ゴミ置き場
専用のごみ置き場があるのか、ごみ収集の頻度、分別方法などを確認します。
②エレベーター
手持ちの家具が入る大きさか、防犯カメラが設置されているかを確認します。
③セキュリティー
オートロックや防犯カメラの有無、管理人在中時間を確認します。低層階の部屋の場合はベランダから侵入できないかも確認しましょう。
④駐輪場・駐車場
利用される場合は有無を確認し、屋根があるのか、オートロック内に設置されているのかもチェックします。
⑤宅配ボックス
あるととても便利なので、有無を確認しておきましょう。
⑥建物前の道路
引っ越し業者に伝えなければいけない場合があるので、道幅や車線を確認します。
内見のポイント ~立地編~
①駅までの距離・治安
資料に書かれている徒歩○分は人によって差が出ることが多いので、実際に歩いてみることをおすすめします。またバスなど徒歩以外の交通手段があるかもチェックしましょう。
駅から物件までの人通りや街灯の有無を確認します。
②最寄りの商業施設
あると便利なのはコンビニ・スーパー・銀行・郵便局・ドラッグストア・100円ショップ・市区役所・本屋・病院などです。これらの有無や位置を確認します。
内見の際は、今回ご紹介したポイントを忘れずにチェックしましょう。資料に書いてない情報はメモをとりましょう。実際にご自身が住んでいるイメージでチェックするとよいと思います。入居後に後悔しないように、疑問があれば必ず質問するようにしてください。
リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎
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