
日本橋というビジネス街にありながら、どこか下町のような雰囲気も漂う人形町。江戸時代には商人の街として栄え、今でも人形町のメインストリートはたくさんの店舗が軒を並べており、活気にあふれています。
歴史のある老舗店舗やオフィスビル、タワーマンションなどが混在した街、人形町。今回はそんな人形町の魅力についてご紹介します。
老舗店舗の並ぶメインストリート
人形町のメインストリートにはたくさんの老舗の食品店や工芸品の専門店が軒を並べています。ビジネス街にありながら、人情味あふれる下町風情を味わうことができるでしょう。
「甘酒横丁」は、歴史ある名店が並ぶ人形町のメインストリートのひとつ。明治の初め頃に「尾張屋」という甘酒屋さんがあったことからその名がつきました。
明治時代は狭い路地に過ぎなかった甘酒横丁ですが、関東大震災後におこなわれた区画整理により、現在では幅の広い道になっています。
下町風情の残る、観光客からの人気も高い甘酒横丁。たい焼きで有名な「人形町柳屋」をはじめ、老舗のすし屋である「志乃多寿司総本店」などなど、美味しいお菓子や料理が食べられるお店がたくさんあります。もちろん、人形町の名物にもなっている「人形焼き」のお店もありますよ。
帰宅の際にたい焼きや人形焼きを買って家族へのお土産にしたり、食べながら家へ帰ったりするのもいいかもしれませんね。
お祭りが楽しめる
人形町には歴史ある神社が多く、また、人形町にある「人形町商店街」のスローガンが「人集まらずして繁栄なし」ということもあってか、1年中何かしらのお祭りやイベントが開催されています。
3月には甘酒横丁で「甘酒横丁まつり」が開催され、4月にはお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」。夏になると蠣殻町(かきがらちょう)や浜町の陶器問屋がセトモノの破片を供養する際に開かれるようになった「セトモノ市」、そして夏の一大イベントである「大江戸まつり盆踊り大会」などなど、毎週のようにお祭りやイベントが開かれているのかと錯覚するほど頻繁に、どこかで何かしらの何かやっています。
10月には人形町の風物詩の「人形市」や安産祈願の「てんてん祭り」、11月には現金のつかみ取りが名物の「商店街歳暮大売り出し」などなど、お祭りやイベントごとが大好きな人であれば、毎日を楽しく過ごせる街であるでしょう。
アクセスが良好
複数の駅を利用できるロケーションにあるのも人形町の魅力のひとつ。東京メトロ日比谷線、都営浅草線の人形町駅はもちろん、東京メトロ半蔵門線の水天宮駅、日比谷線の小伝馬町駅、都営新宿線の馬喰横山駅など、たくさんの駅を利用できます。
東京駅や銀座駅、日本橋駅へも徒歩圏内で、渋谷や新宿などの副都心へもすぐに出られるなど、通勤にも便利な街です。
また、東京シティターミナルビルが近くにあり羽田、成田へのアクセスもよく、出張や旅行の際も簡単に空港へ向かうことができますよ。
ビジネス街の中にありながら下町情緒あふれる人形町。日々の生活に便利なのはもちろん、祭りやイベントも多く開催される魅力たっぷりの街です。
都内で賃貸物件をお探しの方は、人形町を検討してみてはいかがでしょうか。
リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎
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