公開日 2018-08-06 最終更新日 2026-10-05
皇居があることでも有名な千代田区。霞が関や永田町には国会議事堂や最高裁判所、首相官邸など、日本の中枢を担う機関が数多く所在しています。
そんな千代田区は、オフィス街のイメージとは裏腹に、住む人にとってメリットの多い場所でもあります。家賃相場が大きく上昇している2026年の東京にあっても、「皇居のそばに住む」という体験には、ほかのエリアでは代えがたい価値があります。
この記事では、皇居ラン・豊かな緑・番町麹町の住環境という「皇居周辺に住む」体験に絞って、千代田区のメリットをご紹介します。千代田区全体の家賃相場や東京駅周辺の再開発、子育て支援制度については、姉妹記事「【2026年版】東京のシンボルである東京駅を有する『都心3区』の一角・千代田区」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
千代田区のメリット① 治安がかなりいい
千代田区に住むことの大きなメリットのひとつに、治安がかなりいいというものがあります。
千代田区は前述の通り、皇居や国会議事堂など、日本の中枢機関が多く所在しています。各省庁や各国大使館などの施設があることから、区全体のセキュリティがかなり高いのが特徴です。
特に皇居の西側に広がる番町・麹町エリアは、皇居や英国大使館の周辺を警察官が常に巡回しており、夜道でも人の目が途絶えにくい環境です。千代田区は昼間人口に対して定住人口が少ないこともあり、住宅街は夜になると静かで落ち着いた雰囲気になります。独身女性やファミリー層であっても安心して生活できるエリアであると言えるでしょう。
千代田区のメリット② 「皇居ラン」が日常になる
皇居の外周は1周約5km、信号がひとつもないノンストップのランニングコースとして知られ、今や「ランナーの聖地」と呼ばれるほどの人気です。1周の所要時間はおおむね30〜40分。桜田門や二重橋前の開けた景色、半蔵門から千鳥ヶ淵へ下る坂のアップダウンなど、走るたびに東京のど真ん中とは思えない風景が楽しめます。
皇居周辺には更衣室やシャワーを備えたランニングステーションが多数営業しており、仕事帰りに手ぶらで走るランナーも大勢います。
しかし、皇居の近くに住んでしまえば、自宅がそのままランニングステーションになります。朝起きて着替えてすぐ皇居を1周し、帰宅してシャワーを浴びてから出勤する——そんな生活は、番町・麹町・九段・一ツ橋など皇居徒歩圏の住人だけの特権です。ランナーの多いコースなので、反時計回りに走る・歩行者を優先するといったマナーを守って楽しみましょう。走らない方にとっても、皇居外周の歩道は信号なしで約5km歩ける散歩道として魅力的です。
千代田区のメリット③ ビル群の中でも自然を味わうことができる
千代田区は霞が関や永田町など、国政を担う施設が多く建ち並び、またオフィス街が多いなど、ビル群が広がっている区になります。そのような都心にありながら、皇居を中心に緑豊かな公園が集まっており、四季の自然を日常の中で味わえるエリアです。
皇居東御苑は旧江戸城の本丸・二の丸跡を整備した庭園で、無料で一般公開されています。北の丸公園は日本武道館や科学技術館を擁する森のような公園で、ジョギングやピクニックの定番スポット。そして春には、千鳥ヶ淵緑道の桜が都内屈指のお花見名所としてにぎわいます。お堀沿いの桜をボートから見上げる体験は、皇居周辺ならではのものです。
都会的な雰囲気の中にいながらも、これだけの規模の緑を毎日の生活圏にできるというのは、千代田区に住むことの大きなメリットであると言えるでしょう。

皇居の西側「番町・麹町」——都心随一の屋敷町に住む
「皇居のそばに住む」を具体的に考えるなら、中心になるのは皇居の西側、一番町から六番町まで続く番町エリアと麹町エリアです。江戸時代に旗本の屋敷が置かれたことに由来する歴史ある住宅地で、オフィスビルの多い千代田区の中では例外的に、落ち着いた街並みのマンション住宅街が広がっています。
交通は、半蔵門駅(半蔵門線)・麹町駅(有楽町線)・市ケ谷駅(JR・有楽町線・南北線・都営新宿線)・四ツ谷駅(JR・丸ノ内線・南北線)を徒歩で使い分けられる贅沢な立地。大手町や永田町のオフィスへも自転車や徒歩で通える距離です。また番町は昔から教育熱心な土地柄として知られ、名門とされる区立小学校や私立校が集まる文教エリアでもあります。有名小学校に入学させるために指定の学区域へ引っ越しをする方がいらっしゃるのも、このエリアならではの光景です。
街も動いています。日本テレビの旧社屋跡地(二番町)では、低層部にスーパーマーケットなどの商業施設と約2,500㎡の広場を備えた再開発ビル(地上15階・高さ約76m)が計画されており、2027年に着工、2031年の竣工が予定されています。跡地の一部は現在「番町の森」として緑の広場に暫定整備されており、買い物利便性が課題だった番町の住環境は今後さらに良くなっていく見込みです。
2026年の家賃相場観——皇居周辺は「高いなりの価値」があるエリア
気になるのは家賃です。東京23区の募集賃料は2026年に入っても過去最高の更新が続いており、シングル向き物件の平均賃料は初めて11万円台に到達しました。千代田区はその23区の中でも最高水準のエリアで、番町・麹町では半蔵門駅徒歩圏の1LDKで賃料30万円前後という物件も珍しくありません。間取り別の具体的な相場感は、千代田区全体を解説した姉妹記事も参考にしてください。
また、お部屋探しの観点からすると、千代田区はそもそも住宅の絶対数が少ない区です。特に番町・麹町の人気レジデンスは、募集が出るとすぐに申し込みが入る競争率の高いエリアです。相場が上昇している2026年は「良い物件を見つけたら即決できる準備」がこれまで以上に重要になっています。余裕を持ったスケジュールで、事前に予算と条件を整理してからお部屋探しをされることをお勧めします。
皇居ランが日常になり、千鳥ヶ淵の桜が毎年の楽しみになる——皇居周辺での暮らしは、東京でしか得られない特別な体験です。東京都で賃貸をお探しの方は、千代田区・皇居周辺も居住地の候補にしてみてはいかがでしょうか。
リテラ株式会社は、東京のタワーマンション・高級賃貸を専門にお部屋探しをお手伝いしています。番町・麹町エリアの最新の空室情報や相場のご相談は、お問い合わせページからお気軽にご連絡ください。
リテラ株式会社 代表取締役 加藤 圭一郎
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